新潟でコーヒーの焙煎士をしている白井渉です。
新潟駅前徒歩0分。毎週土曜日6-9時営業の『Days Coffee Roaster』というコーヒー豆屋を経営しています。
今日は『Days Coffee Roaster』の目指す味わいについて書きます。
どんなところを気にして焙煎しているかご覧ください。
個性
コーヒーと聞くと多くの方はカップに入った「飲み物」をイメージします。しかしこの飲み物はもともとコーヒーチェリーと言われるフルーツです。生産者は液体となった状態でコーヒーの良し悪しでみるというよりはあくまでも「農作物として」コーヒーチェリーの良し悪しを判断します。コーヒーチェリーに品種が数え切れないほど存在し、研究所にはまだまだ世に出てない品種も多く存在します。品種によって味わいも形も色合いも様々です。
ブドウを例にあげます。ブドウと言っても巨峰もあれば、甲州、マスカットなど色も形も味わいも様々です。コーヒーチェリーも同じです。コーヒーチェリーの味わいが違えばその実の核となる「種子」の部分も性質が様々です。それが豆の個性です。『Days Coffee Roaster』の焙煎はこの個性を最大限に引き出せるように焙煎します。
甘み
このコーヒーチェリーは完熟すると糖度が13~14度あります。完熟いちごでも糖度9度なのでどれだけ甘いかがわかります。この甘みをコーヒーを飲んだ時にも感じていただきたい。その想いで焙煎しています。もちろんコーヒーとなるのは種子の部分なので、コーヒーチェリーの果肉に比べ甘み成分は少ないですが、アミノ酸などの旨み成分も含まれています。焙煎によりこの甘みと旨み成分を引き出してあげることができます。『Days Coffee Roaster』のコーヒーは後味に甘い余韻やコクと表現されることも多い、旨みにフォーカスした焙煎をしています。
透明性
コクと矛盾するかもしれませんが、全体の味わいの印象はクリーンでありたいです。クリーンであるほど個性、甘み、旨味が感じやすくなるからです。なのでクリーンであるからといってコクが無いわけではないということです。
爽やかに、個性、甘みが楽しめ、後味には旨味の余韻がいつまでも続く。
これが『Days Coffee Roaster』の味わいです。
是非1度、飲んでみてくださいっ
では、また!
@dayscoffeeroaster
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