こんにちは、焙煎士兼バリスタの白井です。
なんだかんだで去年の暮れから初めて焙煎機に触れ
毎日ではないですが定期的に焙煎を繰り返し、
味見をし
焙煎をし
また味見をし
今日ふと「そういえば今までに何回焙煎したんだろう?」と思い
今までのデータを数え直してみました。
100回越え
そしたらなんと約120回焙煎していました。
「もうそんなに回したのねー!」という気持ちと
「まだそれだけー!?」という気持ちが混在していますが
着実にスポンジ白井は成長しています。
最初は2年前に月1回程度勉強させてもらいに行っていた東京の神保町にあるGLITCH COFFEE&ROASTERSさんから教えていただいた焙煎レシピを真似して焙煎していました。
(GLITCHさんのコーヒー飲んだことがない方はぜひ1度飲んでください。
コーヒーの概念が変わりますよ。)
でも現在私が使っている焙煎機(ナナハン。プロバット12kgはこれから本格稼働)はそもそもGLITCHさんの焙煎機とは違うので、レシピの通りに焙煎してもうまくいきませんでした。
なので自分なりに「香りを良くするためには」「後味をよくするためには」「口当たりを良くするためには」いろんな要素をから味見をしては、データ表と対決し、なぜこの風味が出たのか?他のものとどこが違ったのか?もしかしてここのポイントで味が変わるんじゃないか?と仮説は立て、実際にやってみる
→激まず。「違ったー!笑」
の繰り返しです。
そんなことを試行錯誤を繰り返しているうちに、いつのまにか自分のレシピになっていました。
結局、なんでもそうですが最初は真似から入っても突き詰めるうちにオリジナルになるんだなと感じました。
だったらとことん真似した方がいいですよね。たとえ真似が下手でも続けているうちにそれが自分になる。個性になる。
あと焙煎しててこんなことも思いました。
前回記事で少しPDCAサイクルについて記事書かせていただいたのですが、
正直、自分苦手だなーと思ってたんです。
多分周りからもそう思われてます。笑
でも、気付いちゃったんです。
僕、焙煎してる時めっちゃPDCAサイクルしてました。笑
「こう焼いたらこんな味になるんじゃない?」と仮説を立てる
「どりゃー!ていやー!」と焼いてみる
「よーし、カッピングだ!」味見をして確認してみる
「激まず!渋っ!!!」違ったー!では、次はこうしてみようとさらに仮説を立てる
ほら。すごく綺麗なPDCAサイクル。笑
あんなに意味わかんねー、頭使うの嫌い、要は行動すればいいんでしょ?
と思っていたPDCAサイクルを無意識のうちにやっていた・・・
そして過去を振り返ってみたら、結構やっている自分がいました。
接客、抽出技術、ラテアート、所作など全て。
どうしたらもっと良くなるんだろう?と常に考えて、試行錯誤していました!
どうやら私は好きなことに対しては自然とPDCAサイクルをしているみたいです。
私にとっては「PDCAサイクル」=「没頭力」かもしれません。
私は「グッとしてドーンだよ!」的な教え方をしてしまうので、よく「天才肌だね」と言われるのですが
今わかりました。
意外と理論的に物事を考えていたはずなのに、それに自分が気づいていなかった
よって「グッとしてドーン!」という表現になったのだということを・・・
もし、仮に。
この記事を読んでいて、今後白井とお付き合いしてくださる皆様。
白井の「グッとしてドーン!」には案外理論が詰まってますよ?笑
「でたでた」って呆れないでね♡
ま、思いつきで話してる時もあるけどねー!笑
では、今回はこの辺で!
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