コーヒーに対して今思うこと

どーも、バリスタ白井です。

1年前はめちゃくちゃモヤモヤ、ふわふわしてて

コーヒーとはなんぞやと聞かれたら答えることができず人の言葉を借りて

お客様に話していました。

そういう時期ってありますよね!

何しても楽しくなくて、周りの視線や意見とかが気になっちゃって、

自信が無くなってきて、周りのせいにしちゃう。

抜け出し方もわからずただもがくだけ。

もがいて、もがいて、もがいて。

あれ?気づいたら外に出てた。

みたいなね。笑

コーヒーは自己表現

負のスパイラルから脱出した今ならはっきり言えます。

私にとってコーヒーとは「自己表現」です。

今ではコーヒーは私の人生でなくてはならない存在になりました。

それはこれからも変わることはないでしょう。

でも、実は私コーヒー飲めなかったんです。笑

今でもランチセットで頼むのはコーヒーではなくオレンジジュースです。笑

そんな私がなんでバリスタになったか?

それは以前の記事で書いたのですが、

まだ読んでいない人はここをクリック!!

やっぱりカウンターの接客に憧れたからです。

コーヒーを通して知らない人同士が繋がる。その演出を私たちバリスタが行う。

パイプ役です。


photo by 吉井和樹

そうして繋がった人からまた繋がりができ、無限の人の繋がりが生まれる。

コーヒーを通してです。

そんな空間、光景に憧れ今があります。

カウンターの中とカウンターの外

普段の私は案外人見知り。人に話しかける時ちょっと躊躇します。

でもカウンターの中のバリスタ白井はおしゃべりです。

どうやって話しかけようか、この人とこの人をどう繋げようかとか

普段の自分とは別人です。

普段の自分とバリスタの自分との差がない方が良いというバリスタの方も多くいますが、どうやら私は違うみたいです。

カウンターの中ではカッコつけちゃいます!笑

でも、勘違いして欲しくないのは

カッコつけの私も、私自信であるということです。

というのも、私は目立ちたがり屋です。

そして、人見知りです。

この両極端な性格が混在してるのが私です。

だからどっちも私本来の姿です。

もし、バリスタになっていなかったら目立ちたがり屋の自分を表現するところがなく

今よりは楽しい毎日を送っていないと思います。

そんな自己表現をする場所を与えてくれているコーヒーという存在に感謝しています。

豆を紹介する時だって自分の嫌いな豆はあんまり熱が入りませんが、

自分が好きな豆は猛烈な勢いで勧めます。

これも自己表現です。

ブレンドを作る時も、まずはコンセプトを決めます。

例えばキャンプで飲みたいコーヒーと決めたとして

キャンプと言ったらやっぱキャンプファイヤーだよなー。

その火を見ながら男同士で夢なんか語っちゃうでしょ。

熱い話には華やかでフルーティなコーヒーというよりは、

無骨で男らしい味わいの方が思い出に残るよな。んじゃ、とりあえず焙煎度は深めにしよう・・・

みたいなことを考えながらブレンドを作っていきます。

この考えから生み出されるブレンドは世界に一つだけの私の自己表現の入ったブレンドです。

こうしてコーヒーを通して、私は「白井渉」という存在を表現しています。

コーヒーの考えは十人十色

コーヒーに対する想いはバリスタ一人一人違います。

「コーヒーは愛だ」という人もいるかもしれません。

「コーヒーはビジネスだ」という人もいるでしょう。

全部正解だと思います。

人生は一人一人違います。道のりが違えば、考え方だって違う。

だからこそ面白い。

自分と違う価値観のバリスタと会うときほど刺激をもらうことはありません。

今日は最後にこの問いかけをして終わります!

「あなたにとってコーヒーとはなんですか?」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください