ご無沙汰しておりました!
焙煎士兼バリスタのWATARUです!
毎日楽しい時間を過ごしていたらブログ更新するのを忘れていました!
ただ、この間にもしっかり新たな情報をインプットしたので少しずつアウトプットしていきます!
まずは新しい価値観と出会い、共感したので皆様にも知っていただきたい!
今日はそんな内容からいきまーす!
日本料理
今や世界的にも有名な日本料理。
大きな特徴としては「だし」の文化ではないでしょうか。
隠し味というわけではありませんが、しっかりと下ごしらえをすることで料理に奥行きを出す日本の伝統料理法です。
では、いきなりですが、
この「だし」に使う素材を思い浮かべてみてください。
色々ありますよね。
・・・。
思い浮かべました??
代表的なものを挙げます!
「鰹節」「昆布」「煮干し」などなど。
どうでしょう?みなさんも思い浮かべたのはこんな感じだったでしょうか?
では問題です!
この素材には共通点があります。それはなんでしょうか??
・・・。
はい!わかりました?
正解は1つではないと思います。
「海産物だ!」とか
「生き物だ!」とか
まぁ色々あると思いますが、1つ私から答えさせてもらうとしたら
「天日干しをしている」ということです。
太陽の光で旨みを凝縮
「鰹節」「昆布」「煮干し」などだしに使う素材は天日干しをして乾燥されています。
もちろん「工場で作られている物もあるよ!」という方もいる思いますが、
ここではあえて「天日干しで作っているところもあるよ!」と言わせてください。笑
あとは工場で人工的な温風を当てて乾燥されたものと、ゆっくりと天日干しで乾燥されたものどっちが美味しそうですか?食べてみたいですか?
僕はダントツで後者です!
というこのスタンスで話させていただきますと
素材は太陽の光をあてることにより、素材本来の旨み成分をグッと凝縮して中に蓄えます。
これをお湯に溶かすことで香り高い「だし」になります。
コーヒー豆も天日干ししている
今日は日本料理の話をしたいわけではありません。
こっからが本題です。
実はコーヒー豆も収穫の際、天日干しをしています。
果肉からコーヒー豆を取り出すことを精製と言います。
精製には大きく分けて「ナチュラル」「セミウォッシュド」「ウォッシュド」の3パターンあります。
これを精製方法と言います。
精製方法については今日は話しませんが、この3パターンともいずれも最後は天日干しをして豆を乾かしています。
「だし」に使われる素材と一緒ですね。
太陽の光に当てることでコーヒー豆も旨味成分を豆の中にグッと閉じ込めます。
この素材の旨味を引き出してあげるのが焙煎です。
コーヒーは「だし」
私が今日伝えたかったこと。
それは「コーヒー=だし」だということです!
ハンドドリップコーヒーは豆を挽いた粉をペーパーフィルターに入れ、上からお湯を注いで成分を抽出します。
そうすることで初めてコーヒーとして飲めます。
この粉を鰹節に変えてると「鰹のだし」が取れます。
要はコーヒーも出しも旨味をお湯に溶かしてあげることで初めて飲めるようになります。
本当にうまいコーヒーとは
いきなりですが、みなさんラーメン食べます?笑
ちなみに私はめちゃくちゃラーメンが好きなんですが、こってりよりもあっさり派です。
透き通っていて、しっかりと出汁の効いたスープっていつのまにか飲み干してしまいます。
自然ともう一口、もう一口って次の手が伸びてしまいます。
これは口で感じているというよりは、胃袋が欲しているんだと思います。
もっと言ってしまえば心でしょうか。
本当に美味しいスープを飲んだ時ってホッと心が満たされませんか?
同じ「だし」であるならば
本当に美味しいコーヒーもここに繋がると思っています。
本当に美味しいコーヒーは「心が求める」
自然と次の一口に手が伸びるコーヒーが本当に美味しいコーヒーです。
口で感じるのではなく、胃袋で感じ、心が求め
最終的には「心が満たされる」
これが本当に美味しいコーヒーです。
そんな豆を焼いていきたいと思う今日この頃!
みなさん、コーヒーは「だし」です!
日本人は昔から慣れ親しんでいると思います!
美味しいコーヒーを飲んで心を満たしていきましょう!
それではまた!
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