続ける

新潟でコーヒーの焙煎士をしている白井渉です。

新潟駅前徒歩0分。毎週土曜日6-9時営業の『Days Coffee Roaster』というコーヒー豆屋を経営しています。

風呂上がりにはキンキンに冷えたビールが最高!と言いますが、個人的にはカルピスソーダが最強です。

#欲を言えばもっと炭酸を強くしてほしい

#お子さま舌

白か黒

先週仕事場の大先輩がご勇退されました。41年間仕事を勤めきった方の表情はなんだか寂しそうでした。その方の最後のスピーチがなんだかずっと頭の中でリピートされているのでそのことを書こうと思います。

この方は営業マンなのですが、かなり癖があり、合う人合わない人がハッキリと分かれ、合う人からは絶大な信頼感があり、合わない人からは会社にクレームが来るという、白か黒!という非常に分かりやすい営業スタイルの方でした。個人的にも社内でこのかたに捕まっちゃうと話が長過ぎてなかなか次の作業に移れないのでいかに上手く切り抜けるかということだけを考えていました。笑

でも、話の中には時折めちゃくちゃ為になる話の内容もあったので、そこだけは聞き耳を立てていました。笑

最後のスピーチ

41年間の最後のスピーチはどんな話をするのだろうと内心楽しみにしていました。普段はあまりスピーチとか人前で話すのは得意な感じの方ではないです。なのでグダグダな話になるのかな?なんて思ったりもしていました。ところがどっこい。決めるとこは決めてきました。

「先日孫と一緒にテレビを見ていたら建築会社のCMが流れ、「あの家はおじいちゃんが作ったんだぞ」と孫に自分の仕事を自慢する内容のものでした。そのCMを見て私は形を残せる仕事は良いなと思いました。私が勤めてきた営業という仕事は形に残りません。しかし、自分の提案でお客様が笑顔になった時、売上が上がりお客様から感謝された時の嬉しさは何物にも変える事はできません。また、私が担当していた店が今でも繁盛しているという事実が自分の自信にもなっています。まずお客様のことを第一に考え、お客様に利益を出させる、その利益を少しだけ私たちが頂戴する。お客様を笑顔にする。これが営業の醍醐味です。」

あっという間

スピーチの言葉には41年間続けてきたからこその重みがありました。10年や20年ではこの重みは出せず、30年が過ぎより重厚感が増す。また、単純に営業に対する愛情みたいなのも感じました。きっと心から営業という仕事がが好きだったんでしょう。個別でこのかたに質問したんです。「41年間は長かったですか?短かったですか?」と。そしたら「あっという間」という言葉が返ってきました。41年間はあっという間に過ぎてしまうようです。先輩が実際に経験して感じたことなのでこの感覚は間違いないことだと思います。今は遠い未来に感じることもいつの間にか現在になるんでしょうね。後悔の無いように突っ走っていきたいです。

やり抜くことの大切さ、自分の仕事を愛することの大切さをこの方から学ばせていただきました。意外と出来そうで出来ないこと、気付くと忘れてしまいがちな事。当たり前のことを当たり前にやれることの大切さ。しかと心に刻んでいきます。

では、また!

@dayscoffeeroaster

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1 個のコメント

  • 私は、最後のスピーチに何を言おうか・・・・。
    考えながら、お話を読んでいました。
    あと219日。

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