農作物としてのコーヒー

新潟でコーヒーの焙煎士をしている白井渉です。

新潟駅前徒歩0分。毎週土曜日6-9時営業の『Days Coffee Roaster』というコーヒー豆屋を経営しています。

コーヒーの味わいに関して昨日の続きを綴りますっ!

酸味は悪?

私がバリスタ時代カスタマーに「どんなコーヒーが好みですか?」と聞くと必ずといっていいほど「酸っぱくないやつ」という回答が返ってきました。コーヒーの酸味は嫌いな人が多いです。この酸味ですが、コーヒー豆の品評会ではプラス評価なんです。酸味があればあるほど品質が良いとされます。といっても、良いとされるのは綺麗な透明性のある酸味です。濁った尖った酸味は良いとはされません。

世間とのギャップ

コーヒーの品評会では酸味は良いものとされます。世間では酸味は嫌われます。見事なギャップですね。大きな溝が生まれました。

この溝を埋めるのが焙煎士です。コーヒーチェリーが本来持つ素材の良さとしての酸味を残しつつ、酸味が苦手なカスタマーに届ける。焙煎はとにかくバランスが大事です。酸味を活かすポイントがあります。それは「甘み」です。

バランスが大事

酸味を活かす方法は「甘み」出すこと。出すというよりは残すといったほうが良いかもしれません。甘みがあることで酸味を包み込み、爽やかで心地よく、そして後味の良い酸味にしてくれます。酸味は非常に大事です。苦いだけ、甘いだけという単調な味は飽きてしまいます。

ショートケーキがいい例です。ショートケーキにイチゴがなかったら途中で飽きてしまいます。イチゴの爽やかな酸味があるからこそ生クリームの甘みが生きるんです。

コーヒーも一緒。

個性・甘み・酸味・苦味どれか一つが突出いるだけの味わいでは飽きてしまいます。

全てがバランスよく整ってこそ、もういっぱい飲みたくなるコーヒーになるんです。

なんだか文が硬いな~。真面目すぎるな。

次からはもうちょっと肩の力抜いていこう。笑

では、またっ!!

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