こんにちは、バリスタ白井です。
最近は時々焙煎してます。
追々、毎日豆を焼く「焙煎士」へとステップアップしていきます。
そんな最近豆を焼き始めたペーペーな私ですが、
現段階で出したい味わい、目指したい味わいがあります。
今日は記念すべき投稿10回目なので自分が目指すコーヒーの味わいについて
書いていきます!
テロワール(=産地特性)
まずは第一印象としてしっかりとテロワール(=産地特性)を表現していきたい。
ワインを飲む方だったら一度は聞いたことはあるんではないでしょうか、
テロワールという言葉を。
その土地の気候、風土、様々な環境条件により同じコーヒー豆でも
ただ「苦い」だけでなく、
ただ「酸っぱい」だけではない、
豆が本来持つフレーバーを感じさせることができるか。
ブラジルならナッツのような香ばしさ、クリームのような甘みがあるか
エチオピアならベリーのような甘酸っぱさ、ジャスミンのような華やかさがあるか
インドネシアならハーブのようなスパイシーさ、香木のようなウッディーさはあるか
ケニアなら目の覚めるようなトマトのようなジューシーさ、カシスのような深みのある果実味はあるか
など、コーヒーだけどコーヒーとは別のものに例えることのできるフレーバー(香り)や風味を感じさせることができるかが、私の第一に目指す味わいです。
ちなみに、「苦味」「酸味」は焙煎により変えることができます。
豆本来が持つ「苦味」「酸味」はありますが、引き出すも引き出さないも「焙煎士」の技量により変わってきます。
勘違いして欲しくないのは
「この豆は苦い」「この豆は酸っぱい」と豆の産地や品種によって味わいを判断してしまうことです。
試しに普段豆を購入している店とは違う店に足を運んでみてください。
きっと今飲んでる豆と同じ品種の豆でも違う焙煎の豆があるはずです。
それはきっといつもとは全く違う味わいがすることでしょう。
普段飲んでいる豆がブレンドならこの実験はできませんが!!!笑
甘みが全て
話が少し外れてしまいましたが、
焙煎による味の違いなどは私が焙煎士としてある程度自分の納得する豆が焼けるようになって、少し自信が持てるようになってから改めてここに書こうと思います!
さて、本題に戻ります。
テロワールを感じることができ、次に感じてもらいたい味わいは「甘み」です。
後味が甘い余韻で終わるコーヒー。
私はこれに一番重きを置いています。
テロワールはしっかりと感じるが後味がそのままキレるような酸味を残すもの、逆にスッと風味が消えてしまうものなどいろんなコーヒーがあります。
前にも書いたようにコーヒーは嗜好品。好みは人それぞれ。
そういう味わいが好きな方だっていっぱいいます。
なので何が悪いとか、良いとかではなく、
あくまでも私が目指すコーヒーの味わいの話です。
苦くなく、酸っぱくもなく
豆が本来持つ『甘い余韻で終わる』。
私のコーヒーの想いはこれに集約します。
テロワールを感じ、甘い余韻で終わる
その国々の産地特性を感じてもらうことで、コーヒーの価値を少しずつ上げていきたい。
「甘み」ってちょっぴり幸せな気分になりませんか?
苦ーい!!!=幸せー!!!
すっぱーい!!!=幸せー!!!
っていう人あまり見ないですよね。笑
あまーい!!!=あ〜、幸せ。
ってなんかイメージできません???
勝手な偏見ですけどね!!!笑
コーヒーで少しでも多くの人を笑顔にしたい。
そんな想いから辿り着いた私が目指す1つの味わいです。
もちろん飲む方だけではなく、生産者の方々もハッピーに。
だったらまずは農園に行かなくては。笑
まだまだやりたいこと、やるべきことはたくさん。
そしてこの味わいを全力で表現していかなくては!!!
今後ともどうぞ宜しくお願い致します!!!
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