タネを蒔いておく

新潟でコーヒーの焙煎士をしている白井渉です。

新潟駅前徒歩0分。毎週土曜日6-9時営業の『Days Coffee Roaster』というコーヒー豆屋を経営しています。

夫婦の会話

初日の営業を終え、その日の夕ご飯に妻がプチ祝賀会を開いてくれました。この3日間は睡眠不足と緊張であまり食欲が無く、禁酒もしていたのですがオーガニックの白ワインを開栓し乾杯しました。そんな食卓で妻から「今回の開店に際して感謝しないといけない人が2人います。誰でしょうか?」と唐突の問題が出題されました。

私「社長」

妻「正解。このチャンスをくれた社長にはしっかり感謝すること。もう1人は?」

私「・・・わかりません」

妻「自分だよ。感謝というか褒めてあげていいと思うよ。自分お休みを使って挑戦するんだから。今はなかなかそんな人いないと思うよ。」

(お、久々に褒められた!)

と内心思いつつ(笑)

嬉しい気持ちが溢れました。

この時面と向かって言えませんでしたが、こんなことを言ってくれる妻に一番感謝しています。自分の休みを割くということは家族との時間を割くということです。そこで背中を押してくれる妻と娘には頭が上がりません。(娘はそんなことは一切関係ないぜ!という感じでトイストーリーを観て盛り上がっています)

現在は過去の積み重ね

今もどうしようもない自分ですが、5年前の自分はもっとどうしようもなかったわけで・・・

#いきなりの北の国から

#黒板純

でもそんな過去の自分に今は感謝しています。その一つは焙煎機を手に入れててくれたこと。焙煎機がなかったら今の形式の店は出来ませんでした。それどころか店を構えることはしなかったと思います。当時のことを思い出してみると、焙煎のばの字も分からず(というか焙煎したことなかった)自分店を持ちたいという想いだけで購入しました。それから全くと言っていいほど稼働せず、焙煎機は眠っていたわけですが・・・

今その焙煎機は日の目を見ています。

ピースがはまっていく

月1で夜行バスに乗って東京のコーヒー屋に研修に行ったり、手回し焙煎機買ったり、本格的な1kg釜の焙煎機買ったり、空き店舗探したり、県内外のコーヒーショップやロースターに独立の話聞きに行ったり…他にもいろーんなことをやって来ました。何を無駄なことやっているんだろう、目標にはいつたどり着くんだろうと毎日のように憂鬱になっていました。

でも今思うと過去の葛藤や苦しみ、無駄だと思っていたことは全て意味のあることでした。

よく「人生に無駄なことは1つもない」と聞きますが、あれ本当ですね。笑

本当に悩んで、悩んで、考えて、考えて絞り出した行動に無駄なんてないんです。

その時は無駄なように感じてもしっかり未来の自分にギフトが届くんですね。

ありがとう過去の自分。

さぁ、現在の自分。未来の自分にギフトを届けてやりますか!

@dayscoffeeroaster

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